「占いなんて当たらない」と思っているあなたへ

占いと一口に言っても、いろいろとあります。占星術も占いですし、人相や手相も占いです。水晶占いをする人も居ますし、タロットで相性占いをする占い師も居ます。年始恒例のおみくじも占いの1つです。

現代社会にはいろいろな占いがあり過ぎて、かえって信ぴょう性が下がってしまっている印象があります。また、占いにすがりたい人の気持ちを利用して、詐欺的な行為を働く「占い師」も世の中には存在します。町中で、

「手相を勉強しています。相性占いなどいかがですか?」

と歩く人を呼び止め、不安な言葉を告げて高額なお守りを買わせるという悪徳商法も話題になったほどです。そのような怪しい占いが存在するので、

「占いなんて、当たるわけない」

と否定的な見解を持つ人も増えてしまいました。果たして本当に占いは、当たらない学問なのでしょうか? 今回はその点を考えてみたいと思います。

占いは大筋で常に当たる

結論から先にいいますが、占いは"大筋"で常に当たります。大筋でという部分がポイントですが、血液型占いにしても星座占いにしても、大筋で常に当たります。相性占いも同じです。その理由は、占いが誰にでも当てはまるような言葉しか予言として与えていないからでは決してありません。

人間は、ほとんど似たような生き物だからです。それぞれが考えているほど人間に違いは無いのです。ほとんどの人が生まれた瞬間から、似たようなルートを歩んで死に至ります。そのルートは紀元「前」30世紀に生まれた占星術などで体系化され、ある程度「確実に」予想できる程度のレベルまで解明されています。例えば、

「血液型による相性占いとか、本当にばかばかしい。世の中の人が4パターンで理解できるわけない」

と、血液型占いを否定する立場の人は口をそろえて言いますが、真実は逆です。実は4パターンで分類できてしまうほど、人間は似たような生き物なのです。

「俺は他人と違う」

という感情はうぬぼれです。

一例を言えば釈迦は、老いを笑う人の愚かさを2000年以上も前に指摘しました。しかし現代社会にあっても、若者は老人を笑い、自分の老いなど忘れて目先の快楽におぼれています。快楽の対象が変わっているだけで、人間は結局、生老病死、全てパターン化できてしまう程度の生き物なのです。

占いは、その流れやパターンを理解し、言葉にして理解させる学問です。もちろん何らかの条件や偶然が重なって流れが変わる場合もありますが、通常はそのままの流れを歩みます。その意味で占いは、常に大筋で未来を正確に予言できる学問なのです。例えば雑誌の巻末にある相性占いのたぐいであっても、しっかりとしたルールに基づき、記述されています。

占いに耳を傾ける謙虚さを持つと、人生は楽になる

現在、全ての基準になっている科学も、その基礎が完成した時期は17世紀前後です。長い歴史の中で、まだ新しい、解明されていない領域も多い未完の学問です。

一方、占いは起源「前」30世紀に、現代のイラク辺りで生まれた、歴史の長い学問です。未完という点では同じですが、現在でも相性占いなどは人々に影響を与え続けています。どうしてこれほどまでに占いは生き残っているのでしょうか? その理由は簡単で、常に迷う心に何らかの影響力ある言葉を与え続けてきたからです。

「相性占いなんて、非科学的だ。当たるわけない」

と簡単に切り捨ててしまうには、余りにも歴史と実績のあり過ぎる分野です。上手に生活の中に取り入れて、迷ったときの指針にした方が賢いと考えるべきかもしれません。