占い師の言葉に説得力がある理由

細木和子先生を始め、鏡リュウジ先生など、有名な占い師の先生は言葉に不思議と説得力があります。どうしてでしょうか? 単に人格の問題もありますが、その辺りに占いの魅力を理解するヒントがあるように思えます。そこで今回は、占い師の言葉、占いの予言とは一体何なのかを考えてみたいと思います。

占いは宇宙のルールを言語化する学問

そもそも占いとは何なのか? ご存じでしょうか? 占いとは占星術やタロットによる相性占い、姓名判断などいろいろな流派がありますが、結局は宇宙を貫く意思、流れを読み取る学問になります。

私たちは地球の住人である前に、宇宙の住人です。地球は宇宙の一部であり、われわれも宇宙の一部なのです。宇宙には独自のルールがあり、そのルールに沿って変化発展を続けています。潮の満ち引きを誰の手でも止められないように、宇宙の流れは誰にも止められないのです。

その流れやルール、変化の法則を言葉にしてくれる学問が科学であり、哲学であり、道徳であり、芸術であり、宗教であり、占いであるのです。相性占いのたぐいも一緒です。

占いと学問の関係

科学、哲学、道徳、芸術、宗教、占いと並べてみると、どれも全く異なる学問に思えますが、実は世の中を貫く普遍のルールを言葉にして理解しようという意味においては、全て同じ方向を向いています。

「真善美聖」という言葉がありますが、真偽から宇宙のルールを探る試みが哲学であり、善悪から宇宙のルールを探る試みが道徳になります。美醜から真実を探る営みが芸術であり、聖悪から真実を探る試みが宗教・神学なのです。

同じように、占いにもいろいろな方法論があり、宇宙のルールを誰にでも理解できる言葉に変換して伝える学問が占いなのです。

有名な占い師の言葉に不思議な説得力がある理由は、その言葉の数々が宇宙の法則の一部を形にしているからであり、哲学や道徳、宗教と同じ響きを持っているからなのです。

占いや予言の言葉に耳を傾けてみる

雑誌に掲載されている相性占いもばかにはできません。宇宙の法則やルールをベースに男女間の行く末を予言する学問が相性占いです。

もちろん占いを商売道具にした行儀の悪い人間も存在しますが、哲学や芸術、宗教や神学を熟知する大学教授が存在するように、占いを徹底的に修恵(しゅうえ)している本物の占い師はこの世の中に存在するのです。

そうした占い師の言葉は無視できません。21世紀の現在もお隣の国ロシアでは、占星術師が年始に国家の行く末を占い、その話題がトップニュースの1つになります。ロシア大統領にもその予言が一定の影響力を持つのです。

「占いなんて」

とばかにしないでください。相性占いでさえも芸術であり哲学であり神学であり道徳なのです。