占いは哲学であり道徳であり科学である理由

例えばタロットで相性占いをする場合、薄暗く狭い場所に閉じこもったり、人目の付かない場所でこっそりとしたりします。そのせいか、占いは薄暗く怪しいイメージが付きまとってしまいます。

しかし、相性占いや予言は、詐欺的な行為ばかりではありません。宗教や神学の中にも人々を支える重要な宗教と詐欺の宗教があるように、占いにも詐欺師の行う「占い」でなく、本当に役立つ占いがあるのです。

そこで今回は、グッと視野を広く持ち、冷静に占いの意義を考えてみたいと思います。

占いは哲学であり道徳であり芸術であり宗教である

「落ち着いて相手のことを考えることが大事」

「誰かの役に立つ、縁の下の力持ち的存在を心掛けて!」

「今月はそっと手を差し伸べる優しさも大事」

「目標を絞って行動することで成功が期待できそう!」

「バランス感覚が評価につながる月」

以上は地方紙に掲載されている相性星占いの記述ですが、どの助言も道徳めいています。冷静に物事を考える必要性、他人を思いやる気持ちの重要性、バランス良く自分を磨く大切さなど、冷静に相性占いの言葉を眺めてみると、まるで論語や聖書に書かれている処世術や教訓と同じだと気付きましたか?

この世は、宇宙のルールに支配されています。われわれは地球人である以前に、宇宙の一部です。宇宙には変化発展のルールがあり、そのルールに従って地球もろともわれわれは導かれています。その導きを人間にも分かる言葉で形にしようという試みが、哲学であり道徳であり芸術であり宗教であり神学であり、占いであるのです。

哲学は真偽を通じて、道徳は善悪を通じて、芸術は美醜を通じて、宗教や神学は聖悪を通じて、宇宙のルールを読み取ろうとします。同じく占星術なら、地球と太陽、月、その他主要な天体8つの運行と変転を通じて、宇宙のルールを読み取ろうとするのです。

占いを否定する人へ

占いを否定する人は、恐らく宗教も否定する人だと思います。ですが、科学まで否定できますか? 科学も結局は、宇宙のルールを体系化しようという1つの試みに過ぎません。哲学、道徳、美学、宗教や神学と違って見えますが、実は同じ線上にあるのです。そしてその線上に、占いも存在します。相性占いであっても同じです。

「信じてもないし、信じる気もない」

という人も、年始のおみくじくらいは引くのではないでしょうか? おみくじも予言であり1年の占いです。恋愛おみくじであっても道徳的で哲学的な言葉がたくさん書かれていると思います。恋愛おみくじや女性誌の巻末にある相性占い1つとっても、占いと道徳、哲学が同じ線上にあると分かります。

頑固に否定するのではなく、生活に役立つツールの1つとして相性占いなどを考えてみてはいかがでしょうか? 論語がビジネスに活用されているように、占いの教訓を自己啓発に生かしても全く問題はないのです。