科学と占いは根本的に一緒って本当?

日々生活していて、「怪しい」と感じる対象は何でしょうか? 満員電車で不用意に近付いてくる男性も怪しいですし、見知らぬ人からの電話も怪しいと思うはずです。しかし、何よりも怪しいと思う対象は、占いと新興宗教ではないでしょうか?

特に現代の日本人は、宗教的な世界観を極端に嫌います。もちろん1つの態度なので問題はないのですが、実は科学も宗教も相性占いも根っこの部分で一緒だとご存じでしたでしょうか?今回はその辺りを少し考えたいと思います。

占いと宗教、科学は表裏一体

相性占いやキリスト教宗、相対性理論と言葉を並べると、全く異なった学問のように思えますが、根っこの部分では全てつながっています。占いと宗教が怪しいと思う人は、占いも宗教も非科学的な世界観によって人間を惑わすツールだと考えているからではありませんか? 

しかし、占いも宗教も、本来の目的は誰かを脅して何かを買わせるような詐欺の道具ではありません。占いも宗教も哲学も芸術も、結局は人間を、地球を、宇宙を支配するルールや法則を解き明かそうという学問の1つに過ぎません。

宗教は聖悪の考えを使って、哲学は真偽の考え方を使って、道徳は善悪の考え方を使って、芸術は美醜の考え方を使って、宇宙のルールや法則を解き明かそうと試みているのです。

科学も一緒です。科学は世の中の現象を観察し、帰納法的な考え方で宇宙の根本的なルールを解明しようとします。同じように人相占いは人の表情の変化から、占星術による相性占いは、月と太陽と地球とその他8つの主要な惑星の位置と運行から、宇宙のルールを解明しようと試みる学問なのです。

雑誌の相性占いに背中を押してもらってもいい

雑誌に掲載されている星占いや相性占いもばかにはできません。中には素人のライターが意味ありげな言葉を順番に記述しているだけの占いもありますが、有名な先生が行なう相性占いの精度は驚くべきレベルに達しています。

もちろん占いだけで、人生の大事な選択を行なうべきではありません。自分の中に哲学や道徳を育てていき、自分なりに不変の法則を考えながら正しい行動を選び取れる力をつけなければいけません。

しかし一方で、右か左か本当に迷う場合は、相性占いの助言に背中を押してもらう日があっても別に悪くはないはずなのです。

占いは決して怪しい学問ではありません。宗教にも怪しい新興宗教と価値のある宗教の2つがあるように、占いの世界にも怪しい詐欺師と本物の占い師が存在しているだけです。一部の心無い詐欺師の印象で、相性占いなどの全てを否定してしまっては、あまりにももったいないです。

占いは宗教や科学、哲学や芸術と同じ線上にあると改めて、意識してみてください。その上で、雑誌の相性占いを眺めてみれば、そのメッセージがさらに心に届くはずですよ。